今日発行の
地元新聞に、月隈幼稚園の体験入園と運動会の広告が掲載されました。
今回、広告に
QRコードをつけたから、
ひょっとしたら、今ブログを読んでくれている方は、そこから入ってくれたのかもしれない。
ということで、はじめて幼稚園のブログを読んでくださってる方、どうもアリガトウございます
幼稚園のブログは、先生たちがかわりばんこに書いてもらっているのだけれど、
たまには園長も書かなきゃということで、今日は少しお付き合いくださいね。
そろそろ
幼稚園選びの時期にきて、
子どもをどの園に入れようかと考えている方は多いはず。
ところで、子どもがどんな大人になってほしいのかをよ~く考えて、
幼稚園選びをしている人はどのくらいいるんだろう。
「親を尊敬しているか」とか、「年老いた親が困ったときに助けに行くと思うか」とかについて、
世界各国の青少年の意識調査では、日本が最も低いらしい。
ということは、今から大きくなっていく子どもたちは、ますますその傾向にあるのかもしれない
なんで日本の青少年の考え方がそうなるのか、という問いに対して、
ある先生は、「親が親の都合でしか子どもに接していないから」だと話していた。
要するに、
子育てに幸せを感じることができない親が増えたということなんだろうと思う。
確かに、親が親の都合で子どもを育てれば、子どもも自分の都合でしか親に関わることはない。
そんな親を、大きくなった子どもたちが尊敬するとも思えない。
親の世代になった子どもたちは、子育てに意味を見い出すことすらなくなるかもしれない。
かくして人間と人間のつながりが希薄になり、コミュニティが崩壊しつつあるのが現代ということか。
そんな大げさな、というかもしれないけど、
いったい自分は親として子どもにどんな幼児期を過ごさせたいのか、
ということは真剣に考える必要があるということ。
したがって、少なくとも言えることは、
園選びの基準として、
親にとっての利便性を最初に持ってくるのは間違い。
親にとっての利便性、つまり給食・園バス・預かり保育といったいわゆる保育サービスの類は、
現代の社会状況の変化の中で、幼稚園でも一層の充実が必要になるとは思っているんだけど。
だからといって、これらのサービスを園選びの最初にもってくるのは、どう考えても間違い。
それはどうしてかというと、
人格が形成されるうえで、最も重要なのが幼児期だから
つまり、
幼稚園の教育内容以上に重要な基準は存在しないと考えるから。
当然、子どもに尊敬されるために子育てをしているわけではないけれど、
どんな大人になってほしいか、あるいはどんな人間になることがしあわせなのかということは、
子どもと関わるうえで、いつも考えているつもり。
そう考えたとき、人間が豊かに生きていくうえで必要なものは、
しあわせを感じる感性と、それを他の人に与える力だと思うんだけど、
皆さんはどう思いますか?
そういう子どもたちを育てたいというのが、うちの園の基本的な考え方で、
それが
「キラリ、じぶんらしさ。」という教育理念になっているわけ。
というわけで、子どもがどんな大人になってほしいのかをよ~く考えて、
これから幼稚園選びをしてみてくださいね。
ところで、幼稚園の教育って何?
実はここらへんが、一番あいまいで、わかりにくいのではないでしょうか?
算数や英語、はてはパソコンまで…
少なくとも小学校教育の先取りが幼稚園の教育ではないのですけど。
そこらへんは次回にまわすということで...
月隈幼稚園にみなさん来てくださいね
ホントにいい環境ですよ。
www.tukikuma.net